不倫・浮気の慰謝料に関する弁護士コラム

不倫慰謝料を請求された裁判で、「請求棄却」を勝ち取りました

「不倫慰謝料を請求された」裁判について、こちらの主張通り「請求棄却」の判決が出されました。

いわゆる「勝訴判決」であり、相手の慰謝料請求は全く認められなかったという結論ですから、依頼者ご本人様にも喜んでいただけると思います。

ただし不倫慰謝料の裁判で「請求棄却」となった場合、「請求してきた相手」側は1円も取れなかったという結果に納得できず、「控訴」してくるケースがしばしば見られますから、控訴期限が過ぎるまでは安心できません。

もし控訴された場合、残念ながら最終決着は先送りとなり、もう1ラウンドの攻防が開始することになります。今回は、この「控訴された場合の進行」についてご紹介します。

 

控訴審とは?

日本の裁判制度は三審制を採用しているため、裁判結果に不服がある場合、上級の裁判所に再審理を求めることができます。控訴審は第2ラウンドということになります。
不倫慰謝料の裁判は、ほとんどのケースで訴額が140万円を超える金額になるため、基本的に第一審は地方裁判所、第二審(控訴審)は高等裁判所で審理されます。

控訴審は、第一審で争点整理が済んでおり、基本的にはそれを踏まえて事実関係を争うことになるので、第一審ほど時間がかかるものではありませんが、それでも控訴状の提出から結審まで、短くても数か月の期間を要することになるでしょう。

なお弁護士に裁判対応を依頼する場合の弁護士費用ですが、一般的に、最初の依頼範囲は第一審の終了までです。控訴審の裁判対応は別依頼となり、追加費用が発生すると思ってください。

 

第一審と同じ結果になるか?

第一審の事実認定を踏まえての判断ですから、控訴審の判断結果も第一審と同じであろう、と期待したいところですが、控訴審の裁判官は第一審の裁判官とは別人ですから、第一審とは異なる考え方で、異なる結果が出てしまう可能性もゼロではありません。

こうした場合、どのような進め方が最善でしょうか? 

第一審で「請求棄却」(勝訴判決)を得ている場合、控訴審での和解交渉は以前よりも優位に進められることが期待できますから、少額の支払を行うことで和解して裁判を終わらせ、判決のリスクを回避する、という選択肢もあると思います。

ただ前提にある「第一審で和解が成立せず、判決が出されている」という事実は、「双方が最後まで、折り合える妥協点を見い出せなかった」という事を意味しています。この状態が控訴審でも続いている場合、和解という選択肢は現実的でないかもしれません。
こうした場合はやはり毅然とした態度で、正面から控訴審の判決を求めていくことになります。

 

不倫慰謝料での請求棄却 まとめ

相手が弁護士をつけて不倫慰謝料請求の裁判を起こしてきた場合であっても、今回のように裁判所が「請求を認めない」という結果を出す場合もあります。まずは、相手の請求内容が実務的に妥当なものなのかをよく検討し、案件の筋を見極めることが必要です。

また「請求棄却」を勝ち取ったとしても、相手本人が感情的になっており、慰謝料請求に強いこだわりを見せているケースでは控訴され、さらなる裁判対応を強いられる可能性もあるという点は知っておいてください。

当事務所としては、引き続き控訴審の訴訟対応を行うことになっても全く問題はありませんが、ご本人様のお気持ちやご希望については最大限尊重しつつ、専門家として徹底的に争うべきか、一定の譲歩を検討すべき余地があるか、案件に応じてアドバイスを差し上げます。

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2023年3月29日

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